祭り ⁉︎
今日は、うんこ祭り。
食事中の方は、本当に申し訳ありません!!…だが、我が家では食事中でも、いつでも、うんこ祭りがおきるんです。
AM 4時。
「出ないよー。痛いよー。うあ〜!!」
との叫び声。止まらない。
やっぱり…。
うんちゃんが出なくて騒いでいるのね〜。
こんな朝っぱらから、やめてよね〜。ホント。寝てたいよぅ。
こんな思いを振り切り、布団から身体を出す。
トイレへ行くと、
母親に、半泣きしながら、声をあげ続けている父親がいた。
出なくて、自分で指を突っ込んでいる。(手袋着用)
母親にこれ以上、付き添わせるのも、可哀想なので、なんとかしなきゃ!
と、ヤル気のない私を奮い立たせるためにと、気合いを入れた。
妹も起きて来て、手伝ってもらう。
「どれ!見てみるから。」
「痛いから、触るな。あっち行け!」
妹にお尻を上げてもらい無理くり、私は父親のお尻に顔を寄せる。
覗いて見てみると…
なんと〜!肛門がおもいっきり膨らんでいるではないかぁぁΣ(゚д゚lll)
人間こんなに膨れるの⁉︎
血もダラダラ。切れ痔じゃん〜〜
相当なうんこさまが、肛門付近まで下りてきている。
困ったーー!!
…というかその前に、食べ過ぎ!!
父親は、とにかく食べる食べる食べる。
激痩せ身体なのに、物凄い過食なのです。
考えてみると、昨日寝る前に、
団子3本。バナナ2本。小さいおにぎり1個。食べていた。
寝る前にこんなに食べれるかー⁈
そういえば!昼間は食後に、ブドウ食パン2枚食べてたの見た。
食欲中枢が破壊されているのは、確かだな。
話は戻るが、摘便と浣腸×2、センナ茶と下剤を飲ませた。
浣腸難しかったぁ。
だって固すぎの所に差し込むから、詰まってしまって、中の水分が入らないんだもの。握力最大限使いましたわ(笑)
今日は、トイレは父親のもの。
祭は、PM5時まで続いたのだった。
試行錯誤。
妹からのメール。
「今日、お父さん大丈夫だった?」
妹は、仕事の合間をぬってメールをよこす。
仕事中も、家の事を心配しているのか…。
今、家に住んでいるのは、父親・母親・祖母(寝たきり)・私・妹・弟の6人。
昼間、母親1人が、父親と祖母を介護している。
どう考えても、2人介護は無理に近い。
いつも妹と私は、あれこれそれこれと、相談会だ。
とにかく今は、ヘルパーさんにお願いしようと考えている。
異常行動が多い父親をヘルパーさんは、果たして、受け入れてくださるのか。。
ん〜〜…心配ではあるが、一度試してみる価値あり。かな!
色んなことが、不安だけど…
「何か」をはじめなくては、この状況を打破できないものね。
希望を持つことを忘れてはならない。
その言葉が、頭の中をよぎった。
感謝。
事前課題、多すぎ〜!!
医療系の学校(特に看護)のほとんどは、課題や勉強を沢山しなければならない。 2年や3年で、一気に詰め込む感じだ。
今日も沢山、課題出てる。
しかも、精神科。。(^^;;
実は、来月から精神科実習がはじまる。実習先は、なんと!父親が入院・受診しているM病院です。
顔見知りの所に実習に行くのは、なんか…イヤなものだわぁ。
気がひけるものよ。
…考えてみると、ホントこのタイミングで実習というのも、不思議なものです。
本当に偶然なのか⁉︎ と思う。
去年入院した所は、Y精神病院。
いろいろあって、今年4月から実習先のM病院へ。私の実習先とまるかぶり! ではないか〜〜
…
でも考えてみると、それで良かったんだと思った。
そのおかげで、学校の先生や周りの生徒(一部)にも、勇気を出して父親のことを話すことができた。
理解を得られた。
心が軽くなった。
あたたかい言葉の力って、すごい!
ありがたい。
嘘をついて休むのって、やっぱり心が痛いものよね。
周りの人からの励ましは、「心の支え」
になるのだと、改めて思った。
「ありがとう。」
感謝の思いでいっぱいです。
患者さんの回復を心から願い、家族のケアも大事にする看護師を目指して、
頑張ります!
携帯が…
「おはよう!」
父親に声をかける。
その言葉に反応はうすい。
父親は、夢中で朝っぱらから家中をゴソゴソあさっていた。
「そういえば、携帯は?」
いつもなら、携帯充電できる固定の位置にあるはずなのに… ない。
あ〜〜、また携帯を持ち歩いて無くしたかぁ。(^◇^;)
私の携帯から、父親の携帯にかけた。
トゥルルートゥルル
あ、目の前で鳴っているではないか!
良かった、探す手間が省けたやん。
目の前の紙袋の中に入っているようだった。洋服の下から聞こえる。
あ〜〜あ〜〜!!
手に取ると、なんと携帯が真っ二つ。(°_°)(°_°)
ショーック!!
なんとか、一本のコードでつながっている。プラーン。
かろうじて、着信だけは鳴るらしい。
なんだか父親は、機械を壊すクセがあった。この間、家の固定電話を破壊したばかりなのだよぅ。
壊しては、買って欲しい!とダダをこねて、騒ぐ。小さな子供がダダをこねるように。
認知症は、幼稚化するのか〜!!
うちは特別なのか。。
色ーんなことを考えながら、今日も一日を過ごす。
今から、ホステスのバイト。
学生でボンビーなのに、壊しやがってこのヤロー!!ばかヤロー!!
心の叫び でした!
頑張るなり(^^)
ボクシングの影響
今日TVでは、ボクシングW世界戦をやっている。井岡×ソーサー。
父親は、眠気を我慢しながらTVを観ている。
ん〜。ボクシングなんて、観ないで寝て欲しい!!嫌だわー。
ボクシングなんて!…と言ったら、ボクシングファンは怒るかもしれないけど、私は、ボクシングは観なくていい。私は、ボクシングアレルギーだ。
なぜって⁉︎
それは以前、父親がボクシングの影響を受け、家族に暴力をふるったのです。
今年7月の午前中のこと。
弟(30代)の顔を突然、殴った。
「かかってこい!俺は強いんだ!」
ボクシングのポーズをとっている。
明らかに、昨日のTVの影響だなこりゃ。。
父親は、レビー小体認知症で、幻聴と妄想が激しい。
もともとの性格的にも、周りの影響を受けやすく、感情の起伏が激しいから、影響を受けたのだった。
思い返すと、その状況はヒドイものだった。
顔を殴った後、興奮が冷めることなく、奇声を発して、物を壊した。その行為を止めると、より興奮し、近くのバケツに水を汲み、台所、廊下に、水をぶちまけた。
あー!やめて〜!布団にだけは、布団にだけは!(つД`)ノ
布団の上に、水をまく父親。
ザバーッ
2時間程、暴れて、水をまいた。
長かった。
あちこち、ビショビショ〜〜
母親と拭き掃除。
認知症だけでなく、精神病を患う父親は、異常さがあった。
この一件の後、精神病院に医療保護入院となる。
精神病院に入院させるのも、ひと苦労でしたよ。 トホホ。
入院のときの話は、またの機会で!